MMD関連の便利機能など

目的

便利機能をまとめていきます。

PMDEditor / PmxEditor

同梱のreadme.txtを改めて読むといろんな機能がありますね…。

標準機能:自動バックアップ

デフォルトでは無効になっているので、有効にしておくと救われる命があるかもしれません。
小ネタ2 (PMXエディタ): とある工房

編集 > プラグイン > System > 自動バックアップ > 有効:ON

標準機能:プラグインのフォルダの場所を変更できる

基本的には下図のように_plugin内のUserに配布されたプラグインをつっこんで有効化させますが、PmxEditorのバージョンが上がるたびにコピペしないといけないのが少し面倒です。 f:id:orico17:20210814144926p:plain

PmxE
├─PmxEditor_0254g
│  ├─Lib
│  ├─_data
│  └─_plugin
│      ├─CSScript
│      ├─Launcher
│      ├─System
│      └─User ← 同じデータをコピペ
└─PmxEditor_0257
    ├─Lib
    ├─_data
    └─_plugin
        ├─CSScript
        ├─Launcher
        ├─System
        └─User ← 同じデータをコピペ

これを上手いことしてくれる(=外部参照)のが_pluginの中にあるuser.pathというファイルです。
例えば以下のように_pluginフォルダを各バージョンの外に置きます。

PmxE
├─PmxEditor_0254g
│  ├─Lib
│  ├─_data
│  └─_plugin
│      │  user.path ■
│      ├─CSScript
│      ├─Launcher
│      └─System
├─PmxEditor_0257
│  ├─Lib
│  ├─_data
│  └─_plugin
│      │  user.path ■
│      ├─CSScript
│      ├─Launcher
│      └─System
└─_plugin ★
    └─User

_pluginフォルダのパスを調べます。
調べ方はこちら

各バージョンの_pluginフォルダ内にあるuser.pathをメモ帳で開きます。

;このファイルにプラグインの外部参照先を指定可能(UTF8で要テキスト保存)
;例) C:\PmxEditor\_plugin

先ほど調べたパスを入力します。

;このファイルにプラグインの外部参照先を指定可能(UTF8で要テキスト保存)
;例) C:\PmxEditor\_plugin
C:\_app\MMD\_modeling\PmxE\_plugin

;で始まる行は無視される(=コメントアウト)のでそのまま放置でも削除しても問題ないです。未来の自分が忘れた時に思い出すヒントになるので残しておいた方が無難です。

メモ帳で、ファイル > 名前を付けて保存 > ファイルの種類:すべてのファイル、文字コードUTF-8 を選択して保存します。 f:id:orico17:20210814153855p:plain

これでPmxEフォルダ直下にある_pluginフォルダ(★)からプラグインのdllを読み込めるようになりました。

これからは

  • 新しい配布プラグインを追加したい場合 → _pluginフォルダ(★)のUserフォルダに入れる
  • 新しいPmxEを追加したい場合 → user.pathファイルを前のバージョンからコピペする

とするだけでよくなります。

トラブルシューティングなど: とある工房

標準機能:複数の値を一度にコピペ(ベクトルコピー)

1つの項目に対して複数の値が存在するものがあります。
例えばボーンの「位置」ならX座標、Y座標、Z座標。
材質の「拡散色」ならR、G、B。

これらを一気にコピペしたい場合、項目名の部分にマウスカーソルをかざし、紫色に変わった時点で右クリック > ベクトルコピー。

小ネタ2 (PMXエディタ): とある工房

用語

パス

ファイルやフォルダ(ディレクトリ)の場所を示す情報
が「パス(path)」です。
パスとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

パスを調べるにはまず該当のフォルダを開きます。 f:id:orico17:20210814152917p:plain

上部のアドレスバーをクリックすると表示されるのがパスです。
今回だとC:\_app\MMD\_modeling\PmxE\_pluginが_pluginフォルダのパスです。 f:id:orico17:20210814152936p:plain

例えばUserフォルダのパスはC:\_app\MMD\_modeling\PmxE\_plugin\User、memo.txtファイルのパスはC:\_app\MMD\_modeling\PmxE\_plugin\memo.txtとなります。