目的
便利機能をまとめていきます。
PMDEditor / PmxEditor
同梱のreadme.txtを改めて読むといろんな機能がありますね…。
標準機能:自動バックアップ
デフォルトでは無効になっているので、有効にしておくと救われる命があるかもしれません。
小ネタ2 (PMXエディタ): とある工房
編集 > プラグイン > System > 自動バックアップ > 有効:ON
標準機能:プラグインのフォルダの場所を変更できる
基本的には下図のように_plugin
内のUser
に配布されたプラグインをつっこんで有効化させますが、PmxEditorのバージョンが上がるたびにコピペしないといけないのが少し面倒です。
PmxE ├─PmxEditor_0254g │ ├─Lib │ ├─_data │ └─_plugin │ ├─CSScript │ ├─Launcher │ ├─System │ └─User ← 同じデータをコピペ └─PmxEditor_0257 ├─Lib ├─_data └─_plugin ├─CSScript ├─Launcher ├─System └─User ← 同じデータをコピペ
これを上手いことしてくれる(=外部参照)のが_plugin
の中にあるuser.path
というファイルです。
例えば以下のように_plugin
フォルダを各バージョンの外に置きます。
PmxE ├─PmxEditor_0254g │ ├─Lib │ ├─_data │ └─_plugin │ │ user.path ■ │ ├─CSScript │ ├─Launcher │ └─System ├─PmxEditor_0257 │ ├─Lib │ ├─_data │ └─_plugin │ │ user.path ■ │ ├─CSScript │ ├─Launcher │ └─System └─_plugin ★ └─User
_plugin
フォルダのパスを調べます。
調べ方はこちら。
各バージョンの_plugin
フォルダ内にあるuser.path
をメモ帳で開きます。
;このファイルにプラグインの外部参照先を指定可能(UTF8で要テキスト保存) ;例) C:\PmxEditor\_plugin
先ほど調べたパスを入力します。
;このファイルにプラグインの外部参照先を指定可能(UTF8で要テキスト保存) ;例) C:\PmxEditor\_plugin C:\_app\MMD\_modeling\PmxE\_plugin
;
で始まる行は無視される(=コメントアウト)のでそのまま放置でも削除しても問題ないです。未来の自分が忘れた時に思い出すヒントになるので残しておいた方が無難です。
メモ帳で、ファイル > 名前を付けて保存 > ファイルの種類:すべてのファイル、文字コード:UTF-8 を選択して保存します。
これでPmxE
フォルダ直下にある_plugin
フォルダ(★)からプラグインのdllを読み込めるようになりました。
これからは
- 新しい配布プラグインを追加したい場合 →
_plugin
フォルダ(★)のUser
フォルダに入れる - 新しいPmxEを追加したい場合 →
user.path
ファイルを前のバージョンからコピペする
とするだけでよくなります。
標準機能:複数の値を一度にコピペ(ベクトルコピー)
1つの項目に対して複数の値が存在するものがあります。
例えばボーンの「位置」ならX座標、Y座標、Z座標。
材質の「拡散色」ならR、G、B。
これらを一気にコピペしたい場合、項目名の部分にマウスカーソルをかざし、紫色に変わった時点で右クリック > ベクトルコピー。
用語
パス
ファイルやフォルダ(ディレクトリ)の場所を示す情報
が「パス(path)」です。
パスとは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
パスを調べるにはまず該当のフォルダを開きます。
上部のアドレスバーをクリックすると表示されるのがパスです。
今回だとC:\_app\MMD\_modeling\PmxE\_plugin
が_pluginフォルダのパスです。
例えばUserフォルダのパスはC:\_app\MMD\_modeling\PmxE\_plugin\User
、memo.txtファイルのパスはC:\_app\MMD\_modeling\PmxE\_plugin\memo.txt
となります。